読書感想文で戦争ものは小学生には重すぎ?読むのがしんどくてトラウマに?

読書感想文

夏休みの八月。戦後70年を経て今はずいぶんと減ってきましたが。

私が子供の頃の夏休みの課題図書には太平洋戦争を

テーマにしたものが多く、読むのがしんどいと思ったものでした。

 

当時はまだリアルな戦後を生きてきた大人たちも多くて、

その言葉が生々しく、重たかったのです。

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古い家で読む『ガラスのうさぎ』が怖かった

小学校の4年生の夏休みに読まされたガラスのうさぎ怖かったんですよ

私の親たちより少し年上の女の子が経験した

なんとも切ないしかし紛れもない事実

 

当時私が住んでいたのは戦前からの木造家屋であり

そんな環境で読む戦争の体験を基にした本は怖かったのです

 

でも読書感想文書かなければならない

思うと逃げ場のない課題でした

 

親も忙しかったのでその手助けは期待できず

ただ黙々と読むしかありませんでした

 

その昭和の50年代はまだ祖父母も両親も記憶が克明な戦争体験者で

あまりそういった本を読みたがらなかったというのもありますね

 

大人たちは夏休みだからもっと子供らしい本を

読ませたらいいのによく言っていました

感想文にはヘヴィ過ぎた

私は小さいころから想像力がありすぎる子供よく言われました

 

それまでに聞かされていた周囲の大人たちの戦争体験の言葉や

近所の親戚の家に残っていた南方で亡くなった大伯父らの古い

まだ少年のような海軍兵姿の写真などの影響も大きかったと思いますが

 

生々しすぎるものを思い出したり想像して

夜に眠れなくなることも多かったのです

 

夜中の暗闇は大嫌いでした目をつぶると想像した戦争の情景が

浮かんできて泣きたくなるそんな日々だったのです

 

だからこういう戦争物の課題図書は大の苦手でした

 

それでもまだそういう時代だったのか

その課題のほとんどがそういうものだった

という環境は私には過酷だったのを覚えています

戦争の記憶の風化を食い止めるのは大切だけど、苦手な子供のことも考慮してほしかった

その次の年に読まされたのはふたりのイーダです

原爆の話がテーマでこれもまた辛い話でした

 

今のようにレビューがある時代ではなかったので

松谷みよ子さんの作品だということで油断しました

 

小さいころから見慣れていた作家さんの名前だったので

いい意味での先入観があったのだと思いますが

 

予想を超えた悲惨さに小さい子供の脳みそのキャパシティは

破裂しそうでそれから数年は広島長崎をテーマにした作品は

一切受け付けられない体質になってしまったのです

 

ファンタジーの要素があったのでそこだけを繰り返し読んで

主人公の男の子が出会うもう一人の主人公リツコさんの

姿のみを追いかけて感想文を書いた記憶があります

 

大人になってもその苦手意識は払拭されることはなく

 

どうしても怖いという気持ちが先行して

今でも私は原爆にまつわる作品は直視できません

 

そういうことが苦手な子供のことも

先生には考慮してもらいたかったなぁ今でも思います

 

だから私は子供たちにあまりそういったものを

早くから読ませることはしませんでした

 

それでもある程度の年齢になれば映像作品なども

含めてきちんと学び理解していました

さいごに

あのころと違って今は8月になったからと言って終戦記念を面に

押し出した作品をテーマにされることは少なくなってきました

 

もちろん大切だとは思いますが

ひとそれぞれ考え方も感じ方も違います

 

感想文を書かせれば必死になってその課題図書を読むだろう

という大人の考えも理解はできますが

 

それでも感受性の強い時期の子供はそれをトラウマにしてしまう

可能性もあるのだということを頭のどこかで覚えていて欲しいものです

 

そしてそんな子供たちはそんな課題を真正面から

受け止めることが出来ない自分を何処かで責めて歪んだ思いを抱えてしまう

そんな重たいおまけも残してしまうのです

 

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